竹中土木

CSR情報

安全と健康に配慮した作業環境の整備

トップパトロール

7月1日?7日まで全店で一斉に展開された「全国安全週間」期間中の7月2日(金)、福岡市中心街で施工が進む「西鉄天神明治通り地下通路工事」作業所にて社長以下、森技術・生産本部長、竹中常務らがトップパトロールを実施。
職員・作業員の労をねぎらいつつ施工の状況と安全対策を視察し、「労働災害ゼロ」に向けて安全意識の向上を図りました。
パトロールを終えた社長は、「現場は整理整頓され危険な要素は見受けられなかった」と講評した上で「我々の使命は国民の安全・安心な暮らしを支えること…都市部の工事では昼夜間の施工が多くなるが、土木屋の使命感を持って良い仕事を継続し、何より『安全第一』で工事を進めて欲しい!」と激励。
さらに夏本番を前に…「新型コロナウイルス感染症はもとより熱中症にも細心の注意を払って体調と健康管理に一層留意するように」と呼びかけました。

トップパトロール

『労働災害ゼロ』を目指して

当社は、労働災害につながる様々な潜在的危険要因を排除して災害発生リスクを低減するために、以下の「重点方策」および「具体策」7項目について実施事項を定め、『労働災害ゼロ』を目指して活動しています。

■ 重点方策
「労働者の不安全行動を排除し、墜落・転落災害及びクレーン・建設機械に起因する災害を防ぐ」

❶ヒューマンエラーによる災害防止、高齢者適正配置と安全教育を徹底
❷墜落災害防止のため、足場確保、開口部等手摺、フルハーネスの使用を徹底
❸ 重機起因の災害防止のため、クレーン・建設機械作業計画作成の徹底
❹ 自然災害を想定した作業中止基準・避難計画策定と訓練の実施
❺ 安全優先の施工計画策定と施工段階における詳細手順の確認
❻ 作業環境及び作業内容に応じた、適切な保護具使用の徹底
❼ ウィズコロナに適応した作業所の衛生管理、労働者の健康確保

特に、「ヒューマンエラー防止」と「墜落災害防止」については、昨年に引き続き「安全パトロール」を毎月実施していきます。また、垂れ幕の掲示や小冊子の配布等によって安全意識の向上を図り、潜在する危険をより小さい段階で摘み取る活動を展開しています。
ヒューマンエラーを防ぐことは非常に難しいことですが、今後も重点課題として着実に取り組んでいきます。

垂れ幕等を掲示して安全意識の向上を図る

垂れ幕等を掲示して安全意識の向上を図る

労働者の安全・健康を守るために配布した小冊子

労働者の安全・健康を守るために配布した小冊子

災害発生リスクを低減する安全掲示板

災害発生リスクを低減する安全掲示板

労働者の『健康管理』

建設工事に従事する労働者の健康を守るために、次の5項目について重点管理・指導を行っています。

❶ 熱中症予防対策の推進
暑熱環境下での労働者の熱中症予防対策として『教育用小冊子』を用いた労働衛生教育や『熱中症指数計』を使った『暑さ指数』の測定。

❷ トンネル坑内の快適な職場環境の維持
『電動ファン付き防じんマスク』の適正装着と坑内の集じんと換気を適切に行なうことで、適正な作業環境を維持。

❸ 化学物質におけるリスクアセスメントの取り組み
化学物質による健康障害を防ぐためSDS(Safety Data Sheet=安全データシート)交付義務がある物質を扱う場合の適正な体制確保。

❹ ストレスチェック制度
ストレスチェック及び面接の実施、並びにメンタルヘルス対策や職場環境改善の取り組みを推進。

❺ 働く人にやさしい建設現場を目指して
事務所内に更衣スペースを設けたり現場詰所に洗浄機能付きトイレを設置するなど、快適な職場環境の整備を推進するとともに、照度の確保、段差の解消等高齢労働者の特性を考慮した(エイジフレンドリー)対策を実施。

化学物質による健康障害を防ぐ啓蒙ポスター

化学物質による健康障害を防ぐ啓蒙ポスター

「防じんマスク適正使用」啓蒙ポスター

「防じんマスク適正使用」啓蒙ポスター

安全看板の多言語標記

安全看板の多言語標記

救護訓練を実施

救護訓練を実施