CSR情報 |
---|
2025年ビジョン達成に向けた海外戦略の一環として、2016年に首都マニラに「フィリピン支店」を開設。 ODA案件を中心に営業活動を進めてます。
2016年に就任したドゥテルテ大統領の主要政策に応えて、日本政府はフィリピンへの投資及び経済支援(官民合わせ5年間で1兆円)を約束しました。
フィリピン支店ではこうした状況を踏まえ、今後大幅な増加が期待されるODA案件において、鉄道・道路等のインフラ整備事業をターゲットに、海外事業の主要拠点として展開していきます。
また、事業展開のなかでフィリピンのさらなる経済発展に寄与するとともに、海外派遣社員及び現地職員の育成にも力を入れたいと考えています。
伊藤 寛一 支店長
フィリピン支店
The Enterprise Center Tower2
富田 洋さん〈1989年入社〉
海外工事の魅力は“仲間との出会い”
シビル・エンジニアとして「後世に遺るインフラの足跡を…」そんな想いで初めての海外赴任はケニアのモンバサ。
現地では、盛り土材・砕石等の材料を規格に適合するように自ら生産。何でも段取りができる「マテリアル・エンジニア」に憧れて苦労した日々。アフリカは悠久の時間の流れる大地ゆえ、ゆっくりやれば万事良し(ポレポレ)…時おり「急げ」と言ったりするのだが、それでもアフリカ人の仕事は淡々と同じペースで進んでいく。当時の現地スタッフと再会する機会はないだろうが、一緒に汗をかいた「仲間」であることは忘れていない。国籍・文化や肌の色の違いに関係なく現場では「みな日焼けして真っ黒」なのだから…。
古家 正大さん〈2010年入社〉
海外も国内も工事の本質は同じ!
海外工事に携わって3年…日本のODA案件では現地スタッフ・職人と協力しながら現場を進める工事主任を担当。日系企業発注の民間工事では、損益を預かる現場所長及び次の仕事へ繋げる技術営業として職務に励みました。
経験を通じて…「多種多様な関係者を巻き込みながらプロジェクトの完成に向けて突き進む本質は国内と変わらない」と実感。「言語の壁は相手国の慣習や文化を尊重し、意思疎通を密に図ることで解決できる」と感じました。
今後も国を挙げてのインフラ輸出戦略が推進されますが、海外経験はスキルアップ・キャリアアップに繋がると同時に、自身の可能性と活躍の場を広げるチャンスだと思います。
将来の海外事業拡大を見据えて若手社員の海外研修を実施…国ごとに異なる言語・法律・基準・許認可制度や習慣・立地・協力会社など、国内とは違う環境でも活躍できる「グローバル人材」の育成に力を注いでいます。
2017年海外研修 技術系2名/インドネシア
福原 幸司さん〈2015年入社〉
海外研修を経験して…
学生時代に行ったミャンマーで、インフラが整備されていないと感じ…「いつかは海外で仕事をしてみたい」と思っていました。
研修は、語学の習得と入札予定工事の現場視察や施工計画作成等が主体。「言いたいことがうまく伝えられない」ことが度々ですが、海外では英語力が必須…先ずは「積極的に話しかける」を心掛けて日夜勉強の毎日です。
この研修を機会に「海外で活躍できる技術者」を目指して語学と技術力をスキルアップ…いつかは海外プロジェクトに携わりたいですね。