竹中土木

CSR情報

知的財産の創出と活用

時代とともに変化する社会のニーズ、社会が抱える課題を的確に捉え、社会に求められる技術の創出と活用に取り組んでいます。
併せて、特許権や商標権など『知的財産権』の創出に力を注ぎ、その活用にも積極的に取り組んでいます。
竹中技術研究所を中心に、様々な分野で行われる研究開発から設計・施工までを対象とし、これらの『知的財産権』を活用することによって、当社の独自優位性を長期的に維持することが可能となります。

自然豊かな水路計画で生物多様性に配慮

社会的需要が高まる技術・ソリューションの提供

◎鋼板運搬設置用マニピュレータの開発
大規模地震の発生が予測されるなか、様々な構造物の耐震化(補強・補修)が進められていますが、揚重機の配置が困難な狭小部(高架下の施設等)での柱等の耐震補強工事では、重量のある鋼板の運搬・設置作業が「人力」となるため、作業性や安全性に課題がありました。
当社は、これまで人力に頼っていた狭所での耐震補強用鋼板設置作業に小型建設機械を活用し、安全容易に鋼板を揚重・設置する「鋼板運搬設置用マニピュレータ」を開発しました。
建設機械にカメラ等を搭載し、自己位置を検知することで鋼板を揚重してから設置するまでの最適な操作方法を操作部モニターに表示させて誘導する本システムを用いることで、作業に不慣れな人でも一連の作業を容易に行うことが可能となり、省力化・高効率化に加え安全性向上が期待できます。

人力による鋼板設置状況、マニピュレータによる鋼板設置状況

人力による鋼板設置状況

マニピュレータによる鋼板設置状況

鋼板運搬設置用マニピュレータ取付機器

走行経路指示ガイダンス、リモコン操作指示ガイダンス

走行経路指示ガイダンス

リモコン操作指示ガイダンス

マニピュレータ操作指示システム

マニピュレータ操作指示システム