CSR情報 |
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2020年に政府が行なった「2050年カーボンニュートラル」の宣言を受けて、様々な企業・団体で「脱炭素社会」に向けた取り組みが推進されています。
また、2022年11月に開催された国連の気候変動対策会議「COP27」では、CO₂排出量の削減に向けた先進国による基金の設立等の新たな対策も決定されました。
私たち竹中グループは、2022年12月に「竹中グループCO₂削減長期目標」を設定し、2030年の中間目標についてSBT認定取得にコミットしました。
当社においても、オフィスや作業所におけるCO₂削減に向けた取り組みを一層加速させて地球温暖化防止に取り組んでいきます。
そして、「環境と共生する社会基盤の構築に努め、社会の持続的発展に貢献する」との環境方針のもと、2050年までに「CO₂削減100%」を目標に、事業活動のあらゆる場面で脱炭素への取り組みを加速させ、誰もが健康・快適で豊かに暮らせるサステナブル社会の実現に貢献します。
設計・施工段階のCO₂排出抑制
・BIM/CIMやロボット、AI等の活用による高効率な生産システム&工法の採用
・現場作業における再生可能エネルギーの活用
・施工段階での省エネ建設機械の導入と脱炭素燃料の採用(バイオディーゼル、水素・アンモニア燃料など)
・低炭素型資材の採用と開発(低炭素型コンクリート・鋼材、CO₂吸収型材料など)
・再生コンクリート・再生アスファルトの採用や型枠合板等の再使用拡大
・発注者との協議を通じて設計のモジュール化と低炭素型プレキャスト製品の活用拡大
・カーボンニュートラルに寄与する高効率な生産システム&工法の研究開発など
オフィスおよび作業所事務所でのCO₂排出抑制
・クールビズ・ウォームビズの採用
・働き方改革によるオフィス労働時間の削減とリモートワークの活用
・事務用品のグリーン商品購入拡大とLED照明等の省エネ機器の導入およびグリーン電力の購入
・空調機器の適正管理によるフロンの漏洩防止と適切な温度設定による電力使用量の抑制
・社有車や現場連絡車に電気自動車やハイブリッドカーを導入
・作業所事務所での太陽光パネル設置やグリーンカーテンの利用など
太陽光発電施設の豊富な工事実績で培ったノウハウを活かして2016年1月に「四日市グリーンソーラーガーデン」を開設し、再生可能エネルギー事業に参入しました。
四日市市が進める「自然と調和のとれた街づくり」構想に則って施工を行い、「親水エリア」や「展望広場」に加え、災害時に活躍する「非常用電源設備」などが設けられた地域密着の太陽光発電施設は「年間4.4GWh」を発電し、クリーンエネルギーを社会に供給することでサステナブル社会の実現に貢献しています。
5.5ヘクタールの遊休地を活用して約16,500枚の太陽光パネルが設置された「四日市グリーンソーラーガーデン」