CSR情報 |
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当社は、環境方針に基づき環境に配慮した設計や環境負荷を低減する施工、環境技術の提案を行うとともに、全国の建設工事において、周辺の自然環境や生態系を保全する様々な取り組みを行っています。
愛知県で進める宅地造成工事では、敷地内に設けられる水路が三面コンクリート張りで計画されていました。
しかし、造成前は水田であったため、少なからず造成前の生態系に近づけることが求められました。
そこで、この水路に「ビオトープ機能」を付加することを提案。コンクリート張り水路の護岸に「自然石」を配置するとともに自然石による堰堤を数ヵ所配置して水たまりを設けることで、生物多様性が確保できる自然豊かな水路計画としました。
将来的にメダカや蛍・トンボなどが生息し、居住された皆様の癒しとなることを願っています。
*ビオトープ: 動物や植物が安定して生活できる「生物生息空間」のこと。「bio=命」と「topos=場所」というギリシア語を組み合わせた造語で、空間の大小に 関わらず、魚や虫、多様な微生物が住まう所は「ビオトープ」と呼ばれる。
自然豊かな水路計画で生物多様性に配慮
宅地造成地の水路に「ビオトープ機能」を付加し周辺環境と生態系に配慮