技術・工法 |
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TOFT工法は地盤を格子状に地盤改良する液状化対策工法です。
セメント系の地盤改良工法である深層混合処理工法を使って液状化対象地盤を格子状に囲み、地震時の砂地盤のせん断破壊を防止することにより、構造物を保護し大変形を防ぐことができます。現在までに90万m3以上の実績があり、最大機能で最小コストとなる設計ノウハウと高品質地盤改良技術を有しています。
DCM工法による地盤改良体の施工法
格子状地盤改良工法概要図
格子状改良体の配置図
<遠心載荷実験装置>
1/20程度の地盤模型を用いて、
地震による実際に生じる地盤と建物の挙動を再現し、
建物の安全性を設計へ反映させます。
建設地で採取した地盤の試験体を用いて、遠心載荷実験装置による地震時の挙動試験およびシミュレーション解析を実施し、設計の妥当性を検証しています。
原地盤の液状化に伴う護岸の側方移動・地盤沈下被害の中で、格子状地盤改良によってしっかりと強化された地盤は液状化することなく、建物の基礎を健全に保ちました。
メリケンパークオリエンタルホテル
被害を受けた周辺の突堤
TOFT工法が採用された構造物には液状化に対する被害が無く、効果が証明されています。