竹中土木

技術・工法

生産性向上、品質向上、地盤改良、IT

地盤改良杭の施工品質可視化技術

概要

CDM-3D可視化システムは、CDM工法で施工された地盤改良杭の施工品質データを3次元で可視化することにより、地盤空間内に三次元に散在する膨大な品質結果を視覚的に容易に評価するシステムです。
今までは、地盤改良杭の施工品質は地盤改良杭1本毎に数値で確認していたため、第三者にわかりにくいものでした。同システムを適用することにより、直感的に瞬時に施工品質結果をお伝えすることができるようになります。

特徴

下記のような特徴があります。

  • 地盤改良施工時に得られる品質管理情報のうち、スラリー吐出量・羽根切り回数・貫入速度・引抜速度・電流抵抗値のそれぞれの色を分けて可視化することが可能です。
  • 可視化は三次元表示です。表示を縮小・拡大したり、視点方向を自由に変更したりしながら確認することが可能です。
  • 地盤のボーリング柱状図データを重ねて可視化することで、地盤に対する貫入速度および電流抵抗値などの施工管理値の評価が容易です。
表示例

◆品質管理データ

  • スラリー吐出量
  • 羽根切り回数
  • 貫入速度
  • 引抜速度

スリラー吐出量

羽根切り回数

システムフロー

システムフロー