竹中土木

技術・工法

生産性向上、地盤改良

多軸化した深層混合処理工法(4軸式DCM-L工法)

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概要

「深層混合処理工法(DCM工法)」は、軟弱な地盤にセメントスラリーを添加・混合し地盤を強化するもので、土木・建築構造物の基礎として多くの施工実績をもつ工法です。
陸上深層混合処理工、海上深層混合処理工をはじめ、格子状に改良して液状化を防止するTOFT工法や、山留を用いずに掘削するDCMオープンカット工法(DOC工法)など、様々な技術に応用されています。なお、本工法は昭和54年に第31回毎日工業技術賞を受賞しました。

種類と方法

  • 軟弱地盤地域の基礎地盤対策工法として最適です。
  • 液状化対策工法としても高い評価を得ています。
  • どんな軟弱土も任意の形状・強度に改良できます。
  • 低振動低騒音で早期に強度が出るため、工期の短縮が可能です。
  • 新たに開発した4軸処理機により、さらなる工期短縮も可能となります。

施工手順

施工手順

多軸化のメリット

従来までの2軸処理機に加えて、新たに4軸処理機を開発しました。
1日当りの施工土量は2軸処理機の約2~3倍になり、工期短縮・コストダウンが可能となります。

4軸機の施工状況(マンション新築工事) 4軸機のモーター部分

攪拌翼

攪拌翼