2020.06.25
当社が2019年2月より施工を進める「東北中央自動車道=相馬福島道路上保原トンネル工事」において、6月11日(木) に「貫通式」が執り行われました。
全長305mの上保原トンネル工事は、そのほとんどが「小土被り区間」で常に崩落の危険が伴うため、「トンネル切羽変状可視化システム」などICTを活用した安全性&生産性を向上させる革新的技術を導入(内閣府のPRISMプロジェクトを現場で実証)…トンネル掘進・約50m/月という難工事となりましたが、事故なく貫通を迎えることができました。
式祭には、発注者(東北地方整備局・福島河川国道事務所)、当社、協力会社の工事関係者総勢60余名が参列…トンネルの貫通を祝うとともに、改めて工事竣工までの安全を参列者全員で祈念しました。
東北復興はもとより、安全確実な地域の新たな交通ネットワークとして期待される「相馬福島道路」の早期開通に向け、当社はこれからも新型コロナウィルス対策や熱中症対策などを徹底しながら、無事故・無災害での竣工を目指します。