竹中土木

橋梁耐震補強用鋼製
ブラケット取付ロボット

高所重作業ロボットで安全性向上と作業効率の最大化を実現

橋梁耐震補強用鋼製<br>ブラケット取付ロボット

重量物を把持しながら遠隔操作によって位置や傾きをサブミリ単位で調整できるロボットによって,クレーンが使用できない橋桁下において,橋梁耐震補強用鋼製ブラケットの揚重から位置合わせ,設置,ボルト仮締めまでの一連の取付作業を行うことができます。
従来,高所作業車上でチェーンブロックを使って人力で行っていた作業を安全,かつ効率的に行うことができ,ブラケット1個当たり120分かかっていた取付作業時間を30分程度に短縮することができます。

橋梁耐震補強用鋼製<br>ブラケット取付ロボット

作業イメージ

ロボット本体(図1)は,ラフテレーンクレーンやテレハンドラー,フォークリフトなどの揚重機に取り付けることがで きます(図2)。これにより,橋脚上部の高い位置までロボットが近づけてブラケット取付作業を行うことができます。

作業イメージ
図1 ロボット本体

システム概要

本ロボットは3つの役割で構成されています(図3)。

システム概要
図3 システム概要図

「スチュワートプラットフォーム」による移動制御

1つのレバー操作で6本のシリンダが連動して動き、水平・垂直・傾き・回転などのあらゆる移動を直感的に操作することができます。さ らに自由度を制御することで平面位置を固定したまま上下移動させるなど,移動方向を限定することもできます(図4)。

「スチュワートプラットフォーム」による移動制御
図4 スチュワートプラットフォームによる移動制御

遠隔操作機

ロボットのカメラ映像を見ながらブラケット位置や傾きを遠隔で自由自在に調整することができます。また,ブラケットなどの作業対象が受ける力や感覚が操作レバーにフィードバックされる「パワー増幅バイラテラル制御」機能を備えており,誤って構造物に接触した場合でも操作者が異常を感知することができます。これによって,遠隔操作であっても精密な操作や力覚を伴う作業を行うことができます。

遠隔操作機

動画

資料

参考資料

技術・工法