竹中土木

地域・社会貢献活動

建設業は、地域の経済やそこで暮す人々の生活と密接に結び付いています。私たちは、地域の皆さまとの相互理解に努め、地域社会と良好な関係を構築しながら事業を進めるとともに、良き企業市民として積極的に社会貢献活動を行っています。また、各事業所における地域社会とのコミュニケーションなどを通して知識・技術の普及に努め、次世代人材の育成と地域の発展に貢献していきます。

地域住民の要望に応えた貢献例

暮らしの安全と利便性を守るための地域密着型の取り組み

各地の工事では、地域住民の不便や不安を解消するため、さまざまな声に耳を傾けて柔軟に対応しています。現場ごとに異なる地域の要望に真摯に向き合い、地域と共に歩む施工を実現していきます。

地元小学生の通学仮設道路を整備

千葉県の土地区画整理事業では、既存の通学路が使えなくなることから、保護者の意見を踏まえ、子どもたちが安全に通行できる仮設通学路を整備しました。さらに、工事の進捗により交通量が増えることを見込んで既存道路の幅員を拡幅し、車両の出入りに配慮した通行環境を確保しました。

地元小学生の通学仮設道路を整備

工事用仮囲いに夜間照明を設置

埼玉県の管路新設工事では、沿道側溝の劣化により雨水が周辺の畑へ流出するという課題があり、住民からの相談を受けて側溝の目地を補修しました。
広島県のスマートインターチェンジ工事では、市道の通行止めに伴って寄せられた「歩行者通路の確保」や「迂回路の照度向上」の要望に対し、高輝度LEDテープライトの設置や水路の蓋掛けを迅速に実施し、安全性の向上を図っています。
これからも、現場ごとに異なる地域の要望に真摯に向き合い、地域と共に歩む施工を実現していきます。

工事用仮囲いに夜間照明を設置

地域安全への貢献例

歩行環境と視認性に配慮した道路沿線の整備

茨城県の首都圏中央連絡自動車道の橋梁工事では、地域住民が安心して通行できるよう、周辺道路の状況に配慮しました。
工事用道路の周囲は水田や休耕地が多く、春から秋にかけて路肩に草木が繁茂します。視界不良や歩道境界の判別が難しくなり、歩行者の安全にも影響が生じる恐れがありました。こうした状況に対応するため、周辺道路の草刈りや清掃活動を定期的に実施し、車道の視認性向上や有効幅員の確保を図りました。

歩行環境と視認性に配慮した道路沿線の整備

歩行環境と視認性に配慮した道路沿線の整備

次世代育成への貢献例

土木の役割と魅力を伝える出前授業の継続

当社では、子どもたちに土木の魅力や、ものづくりを通じて社会を支える仕組みに触れる学びの機会を提供しています。本社、技術開発部では、認定NPO法人「おやじ日本※」の活動に協力し、都内を中心に小中学生に向けた出前授業を継続開催。「レンガアーチ橋づくり」などを通じて、インフラの重要性を伝えています。

砂と水だけでレンガアーチを製作する体験授業は毎年人気のプログラム

砂と水だけでレンガアーチを製作する体験授業は毎年人気のプログラム

また、鹿児島県・喜界島では「地下ダム」の仕組みを学ぶ出前授業を実施しました。早町小学校では動画を用いて、地下に築かれた止水壁が水を蓄え、生活用水や農業用水として活用される仕組みを紹介しました。児童たちからは多くの質問が飛び交い、活発な授業となりました。
喜界小学校の児童を現場に招いた見学授業では、施工中の状況を見ながら、止水壁の役割や工事の進め方を説明しました。水が貴重な島で暮らす子どもたちにとって、地域のインフラが自分たちの日常を支えていることを実感できる貴重な機会となりました。

止水壁前で実施した出前授業

止水壁前で実施した出前授業

地域活動への参加例

全国各地の事業所・作業所において地域コミュニティとの交流を通じて親睦を深め、良好な関係を維持・発展させていきたいと考えています。

地域行事への参加を通じた交流と暮らしの支援

橋梁の耐震補強工事を実施した北海道・伊達市で、さまざまな地元の行事・活動に参加しました。
4月には「伊達ハーフマラソン」で給水係やランナーとして参加し、8月には「伊達武者まつり」で山車の引き役を務める町内会チームに参加。観客約20,000人が集う夜のパレードを盛り上げました。
また、6月から9月にかけては現場近くの市道沿いで草刈りを定期的に実施し、運転時の視認性向上や交通安全に配慮するなど、日常の環境維持にも取り組みました。

地域行事への参加を通じた交流と暮らしの支援

地域団体や行政機関が主催する催しへの協力

京都府亀岡市の道路工事では、森林組合が主催する地域イベントに協力し、案内チラシの作成や、当日のくじ引き・ヨーヨー釣りの出店を担当しました。120tクレーン前での記念撮影も行い、来場者のにぎわいづくりにも寄与しました。
また東京都では、下水道局が実施する地域向けイベント「サマーフェスタ」に参加。発進基地を開放し、施工状況を紹介する動画やパネルを用いて、工事への理解促進を図りました。

地域団体や行政機関が主催する催しへの協力

未来を担う学生への支援と交流

インターンシップ(就業体験)

将来の仕事を肌で感じることができる「インターンシップ」は、学生にとって重要な機会です。2025年も学生へのフォローにウェブサイトを活用するなどの対策を講じ、全国各地の作業所で見学と就業体験を実施しました。
今後も、学生たちとの交流を通じて意見や想いなどを共有し、将来を担う技術者のキャリア形成や人材育成に役立てていきます。

2025年度インターンシップ(高速道路橋梁の下部工工事)

2025年度インターンシップ(高速道路橋梁の下部工工事)

日建連「けんせつ探検隊」現場見学会を開催

当社は、一般社団法人日本建設業連合会が主催し、小中学生やその保護者を対象として建設現場見学を行う「けんせつ探検隊」に2022年から参画しています。重機への乗車体験など「土木のお仕事」を体験していただくとともに、四足歩行ロボット「SPOT」の操縦体験や、ARを使用して高さ約40mの地盤改良機を恐竜の高さと比較するなど、土木工事を支える最新機器にも触れていただきました。
今後も、子どもたちに建設業の魅力を知ってもらう取り組みや発信を続けていきます。

2025年けんせつ探検隊参加者との記念写真

2025年けんせつ探検隊参加者との記念写真

大学生への出張講義

九州大学の工学部2年生を対象とする「土木と社会セミナー」に、当社大阪本店営業部および本社営業本部の社員が外部講師として招かれました。講義では、土地区画整理事業をはじめとする「まちづくり」の実例や土壌汚染対策について説明するとともに、これからの土木技術者に求められる素養や知識などを、実業に携わる立場から詳しく解説し、聴講した学生から大変好評をいただきました。

九州大学「土木と社会セミナー」での講義の様子

九州大学「土木と社会セミナー」での講義の様子