土壌・地下水からの PFAS 除去、分離回収および分解
PFAS(約 4700 種類の有機フッ素化合物の総称)は環境中で分解されにくく、土壌や地下水の汚染対策が急務となっています。竹中グループでは、土壌からの PFAS 回収・除去や溶出防止技術、水中の PFAS 回収・濃縮、分解および最終処理まで、高効率で低コストな対策技術を開発しています。
①土壌からの PFAS 回収・除去
PFAS 汚染土壌に井戸を設けて注水して PFAS を溶出させ、下流の井戸で含有水を回収します。温水を用いることで PFAS の溶出が促進され、回収効率が高まります。土壌からの溶出防止技術と組み合わせることで高濃度汚染にも対応できます。
② PFAS の回収・濃縮
PFAS の界面活性作用を利用し、吹き込んだ泡に PFAS を吸着させて回収し PFAS の高濃度濃縮水と PFAS が取り除かれた処理水に分離濃縮します。より高濃度に濃縮することで、後段の分解処理の効率が向上します。
③ PFAS を分解
PFAS を電気化学的に分解します。従来技術(高温での焼却)と比較して低コスト・省エネルギーで PFAS 含有物を分解することができます。
④ 活性炭による最終処理
残っている PFAS を活性炭により吸着除去します。前段の濃縮や分解により活性炭への負担が低減され、効率よく処理を行うことができます。