竹中土木

省エネ加温高速浄化システム「温促バイオ®」

揮発性有機化合物で汚染された土地を原位置で浄化

省エネ加温高速浄化システム「温促バイオ®」

「温促バイオ®」は、揮発性有機化合物(VOCs)によって汚染された土壌・地下水に加温した浄化剤を注入し、土壌内の温度を上げて分解微生物を活性化させることで、浄化期間を従来の約 1/2 に短縮した原位置浄化技術です。土地・建物を稼働させながら施工することができます。

省エネ加温高速浄化システム「温促バイオ®」

浄化のメカニズム

  • 温水を注入して地盤を 30℃程度に加温することにより、非加温(15℃程度)と比較して微生物活性が3~8 倍向上、VOC 土壌吸着量が 5~20%低減して土壌から地下水中へ溶出促進して、浄化期間を短縮します。
  • 浄化剤と同様に動く蛍光トレーサーを温水に溶解して地盤に注入し、リアルタイム計測して浄化剤が行き渡りにくい箇所に重点的に注入することで均一な注入制御を行います。
浄化のメカニズム
図1 加温による浄化促進メカニズム
浄化のメカニズム
図2 蛍光トレーサーによる浄化剤注入制御システム

効果

  • 従来技術の約 1/2 の期間で基準値以下に浄化
  • 分解生成物であるクロロエチレンの分解も確認
  • 従来の原位置バイオ浄化と比較して浄化期間が半減、コスト及び CO₂排出量が約 20%減
  • 掘削除去工法と比較するとコスト及び CO₂排出量を半減
効果
図3 浄化期間の比較
効果
図4 工法比較

資料

参考情報

表彰

第10回「ものづくり日本大賞」内閣総理大臣賞(2026)

第 16 回「エンジニアリング奨励特別賞」受賞(2024 年度)

第 25 回 国土技術開発賞「最優秀賞」受賞(2023)

令和 3 年度土木学会「環境賞」受賞(2021 年度)

第 48 回 環境賞「環境大臣賞」受賞(2021)

技術・工法