盛土材料の適否を短時間で判定
ダンプトラック荷台に積載された盛土材料の品質(粒度・含水比)を、全台数を対象に全自動で定量的に判定します。
盛土工事に使用する材料は自然材料のため、粒度分布や含水比にばらつきがあります。一方、施工の際に決められた仕様と異なる盛土材料を使用すると締固め密度不足などの不具合が発生するため、盛土材料の品質管理が重要となります。従来は、材料の粒度分布は全台数を目視判断で、含水比は 1 日 2 回の簡易検査によって行っていましたが、判断基準や頻度、所要時間などが課題となっていました。
本システムでは、ダンプ荷台前方で粒径を、後方で含水比をわずか 30 秒で同時計測して、オペレータに盛土材料の適否を知らせます。短時間で判定できるため、全ダンプに対して品質管理を行うことができます。
粒径分布は「空間コード化法」を用いて計測します。
ダンプ荷台の盛土材料にプロジェクタで縞パターンを投影して撮影した画像を、AI が解析して土粒子形状を高速検出し、独自のアルゴリズムで粒径を算出します。
対象粒径は 2mm 以上で、角礫や円礫など様々な粒子形状にも対応し、実際の土質試験結果と同程度の高精度計測が可能です。