竹中土木

路面緑化工法
「ハニカムグリーン®」

芝生の保護と歩きやすさを両立した新しい路面緑化工法

路面緑化工法<br>「ハニカムグリーン®」

車や人に踏まれても芝生が枯れにくく、歩行者や車いす利用者が移動しやすい路面緑化技術です。踏圧や輪荷重から芝生を守る六角形形状のハニカムグリーンパネル(保護材)と、芝生の健全生育に必要な保水性と透水性を兼ね備えた多孔質礫状土壌によって構成されています。アスファルト舗装を路面緑化に代えることで地表温度が低くなり、ヒートアイランド現象を緩和します。

仕様・施工

(張芝工法の場合)

(1) 路盤工(標準厚さ150mm):路盤材料「C-40」または「RC-40」を用いて,アスファルト舗装路盤と同様の作業で施工します。

(2) 土壌工(標準厚さ110mm):芝生の健全な育成に必要な保水性と透水性を兼ね備えた多孔質礫質土壌「ガーデンロード」を敷設します。

(3) 敷砂工(標準厚さ20mm):標準砂を敷設し,その上に不織布を敷きます。

(4) パネル設置:ハニカムグリーンパネル(□500mm×厚さ40mm)を連結用ツメによって縦横を連結して設置。端部は施工形状に合わせて現地で切断加工します。

(5) パネル内土壌工:ガーデンロードをハニカムグリーンパネルの天端より10mm下げた高さまで充填します。

(6) 張芝工:パネルの上に芝生マットを並べ,散水しながらローラー等で押し込んで芝根をパネル内土壌に密着させます。

(7) 初期養生;施工後2週間程度,初期散水養生をして芝を定着させます。

仕様・施工
仕様・施工
図1 標準仕様(断面図は道路 HP)

効果

夏季に「ハニカムグリーン」とコンクリート舗装の地表温度を測定したところ、コンクリート舗装 57℃に対してハニカムグリーンは 37℃程度となり、地表温度を大幅に低減する効果があることを確認しました。

工法種類

3 種類の芝生の植栽方法があります。
(1) 張芝工法: 芝生マットをハニカムグリーンパネルに押し込む工法
(2) 播種工法: 現地で芝生の種をまいて育成する工法
(3) プレシード工法: 事前に播種工法で芝生を育成したハニカムグリーンパネルを現地で敷設する工法。

パネル内土壌工や張芝・転圧工程が不要で、工数を削減できます。

工法種類
表1 工法の比較
工法種類
図3 畑で芝生を育成したプレシードパネル

緑地面積への参入

ハニカムグリーンで緑化した駐車場は、条例等で規定されている必要な緑地面積に参入できる場合があります。

リサイクルパネル

家庭から排出されるプラスチックごみを 100%再利用した遊歩道用のハニカムグリーンパネルも開発し、環境負荷のさらなる低減を実現しました。

リサイクルパネル
図4 リサイクルパネル(道路 HP)

資料

参考情報

NETIS

NETIS 登録番号:QS-200063-A

関連リンク

https://www.takenaka-douro.co.jp/service/technology/honeycombgreen/
(竹中道路ホームページ)

表彰

https://www.takenaka.co.jp/solution/environment/hanikamu/
(竹中工務店ホームページ)

技術・工法