竹中土木

“会社の顔”と認められる
営業マンを目指して。

技術職
営業
駒井 大佑
Komai Daisuke
東京本店 第1営業部 課長
2007年入社
生産工学部土木工学科卒

現場で磨いた、
人間関係構築のチカラ

入社以来12年3ヵ月間、現場一筋でした。営業への異動は私にしてみれば転職に近いような感覚で、現場業務とは全く別物の職務に加え、スーツを着て電車に乗り、オフィスでデスクに向かうという、そのワークスタイルに慣れるのさえ一苦労でした。営業へ異動と聞かされた時は、正直「なんで自分が?」と驚きましたが、せっかく用意して頂いた土俵ですから気持ちを切り替え、諸先輩方に指導を頂きながら「営業職」としてのやりがいを見出していこうと日々精進しています。人と人とのコミュニケーションの基本はやはりなんと言っても「挨拶」だと思っています。その基本を再認識することができたのも現場です。現場では大勢のベテラン作業員に囲まれて過ごしてきました。いくら施工管理といっても、私1人では現場で何もできません。作業員に気持ちよく仕事をしてもらうために挨拶はもちろんのこと、常に真摯に向き合い、誠実に人間関係を築いてきました。そうした中で人との接し方を学び、コミュニケーション力を磨いてきたのは間違いありません。

現場と一緒に作品づくり

記念すべき初受注は、営業になって4ヵ月目のこと。高速道路の耐震補強工事でした。微力ながら自分が携わった案件を受注することができた時は、とても嬉しかったことを覚えています。私の担当は官庁工事。国交省や防衛省、自治体などの案件が中心です。発注予定の案件の概要自体はネットで誰でも知ることができますが、受注をするためには発注者のニーズを捉えることがとても重要となります。諸先輩方の背中をみながら自分らしい営業スタイルを模索・確立し、よりよい人間関係を構築できるよう精進しています。もちろん工事を受注して終わりというわけではありません。工事中に現場とお客様の橋渡しをするのはもちろん、次の受注につながる工事成績評定の点数を上げるためのアピールなども大切な仕事です。直接私が現場管理をすることはないものの、現場の大変さ・苦労を理解しているからこそ、出来る限りのことをバックアップしていき、こうした取り組みを通じて、私も一緒に作品をつくっているという思いを得ることができるかなと思っています。

人々の生活を支えている誇り

新入社員の頃に施工管理として担当したのが首都高速道路の現場。開通したときに家族を車に乗せて走り、「この道はパパがつくったんだぞ」と自慢したのを覚えています。また土地造成工事の現場では、やがて住宅が建ち並び、子どもたちが笑顔で走り回っている様子を見たことがあります。私たちが汗を流して造成した現場が人々の幸せな生活を支えていると実感し、誇らしい気持ちになったことを覚えています。営業になってから、まだ入札から竣工という一連の流れを経験できていませんが、携わった案件が無事に竣工を迎えられたときに、施工管理時代とは違う新たな達成感を味わうことができるのではないかと楽しみにしています。営業は“会社の顔”といわれます。営業として私はまだまだ駆け出しですが、いつかは「竹中土木に駒井あり」と言われるような、唯一無二の存在になりたいと考えています。