デジタルの力で創る
未来への架け橋を

~人と技術の調和で、
新しい土木を創造~

建設業界は、大きな転換期を迎えています。
生産性向上や働き方改革という時代の要請に応え、
新たな価値創造が求められる時代です。

長年培ってきた確かな技術と経験に、
最先端のデジタル技術を融合させることで、
お客様にとっての最良の価値を創出し、
土木の未来を切り拓きます。

グループの総合力とデジタルイノベーションの相乗効果で、
持続可能な社会の実現を目指した次世代のインフラづくりに挑戦します。

デジタルの力で、未来への架け橋を創造する。
この挑戦に、終わりはありません。

Message

トップメッセージ

急速に変化するビジネス環境において、建設業界は大きな転換期を迎えています。建設技能者不足や生産性向上の課題に直面している中、デジタルトランスフォーメーションは、もはや選択ではなく必須の経営課題となっています。同時に、高度化するサイバーセキュリティへの対応も、ステークホルダーの皆さまの信頼を確保するための重要な責務です。わたしたちは、こうした課題に真摯に向き合いつつ、この変革の波を新たな価値創造の機会として捉えています。

BIM/CIM(Building/Construction Information Modeling)やICT建設機械、AI技術など、最先端のデジタル技術を積極的に活用し、建設プロセス全体の革新に取り組んでいます。これにより、働き方改革と生産性向上の両立を実現するとともに、データ駆動型の意思決定により、お客様に最良のソリューションを提供します。

さらに、グループ会社間のデジタル連携を強化し、相乗効果を生み出すことで、事業領域の拡大機会を追求するとともに、より幅広い社会課題の解決に貢献します。これに加え、確かな技術力とデジタルイノベーションの融合により、持続可能な成長を実現し、新時代の建設産業の発展に貢献します。

取締役社長

DX 2030

DXで2030年に目指す姿

あらゆる変化とニーズに迅速に適応し、
独自の魅力でキラリと光りつづける
企業となること

~働き方や価値観、顧客ニーズ等が多様化する
ビジネス環境の変化に迅速に適応し続ける~

Basic Policy

DX基本方針

事業活動全体の業務プロセスから
生み出される情報を、
最先端のデジタル技術を活用し
新たな価値創造と生産性向上を実現する

Strategy

DX推進戦略

  • 営業・生産・技術設計・管理の全プロセスをデジタル化し、業務効率を大幅に向上させます。具体的には、共通データ基盤の構築により部門横断的な情報連携を実現し、RPAやAIを活用して定型業務の自動化を推進します。また、BIM/CIMやICT建設機械、AI・ロボット技術などの最新技術を積極的に導入し、建設現場の生産性向上と働き方改革を同時に実現します。

  • 経営判断に必要な情報をタイムリーに可視化し、意思決定プロセスを迅速化します。 各業務領域で収集・蓄積されるデータを「データウェアハウス」で一元管理し、BI (Business Intelligence)ツールによる分析・予測機能を活用することで、経営の質的向上を図ります。これにより、お客様のニーズに応じた最適な提案と、的確な経営判断を実現します。

  • 全社員のデジタルリテラシー向上を目指して、個々の能力に応じた教育プログラムを提供し、DX専門人材の育成・確保を戦略的に進め、変革を推進する組織力を強化します。併せてステークホルダーの情報資産を確実に保護するため、デジタル環境の変化に対応した情報セキュリティ体制を整備します。

  • 竹中工務店とのグループ連携として、デジタル基本サービス(ネットワーク、セキュリティ対策、クラウド基盤、標準アプリ・サービス)の活用・教育体系の共有・人材交流を行うことで、グループの総合力を最大限に引き出すとともに、効率的なデジタル化を推進します。

Road Map

DX推進ロードマップ

  • ステージ1(~2025年):業務見直しとデータ活用基盤構築

    ・ 各部門でのデジタル技術導入による業務効率化とデータ収集・蓄積の仕組みの構築

  • ステージ2(~2027年):組織横断的デジタル基盤の確立

    ・ 共通データ基盤の本格稼働 ・部門間データ連携の実現
    ・ データ分析/活用の高度化

  • ステージ3(~2030年):事業の変革によるデータに基づく経営の実現

    ・ 全社的なデータ活用による意思決定の高度化 ・新たなビジネスモデルの創出
    ・ デジタル技術による競争優位性の確立 ・変化への迅速な対応

あらゆる変化とニーズに迅速に適応し、独自の魅力でキラリと光りつづける企業

を目指します。

Organization

DX推進組織

デジタル技術の活用とデータの利活用による業務変革を目指し、本社組織に「DX推進室」を2022年に設置しました。業務の効率化はもとより、多様化するビジネス環境に迅速に対応できる、変化に強い組織づくりを推進しています。DX推進室は、「あらゆる変化とニーズに適応し、独自の魅力でキラリと光りつづける企業」をコンセプトに、営業・生産・管理の各業務領域でデジタル技術を活用した業務変革を推進します。

Structure

DX推進体制

取締役社長を議長とするステアリングコミッティ(経営会議)にて「当社がDXにより2030年に目指す姿」を策定し、DX推進室を中心に本部と各本支店が一体となってデジタル化を推進しています。各本支店・各部門から選出されたキーパーソンで構成する課題ワーキンググループにて、デジタル化施策の企画検討と具体化を図り、各本支店との連携により全社に展開しています。

当社は竹中グループの一員として、最先端のデジタル基盤の構築に取り組んでいます。具体的には、グループ全体のデジタル変革を見据え、堅牢なサイバーセキュリティ対策と高度なネットワークインフラの整備を推進するとともに、データ駆動型の次世代プラットフォームの構築を図ります。さらに、竹中工務店が主催するデジタル関連の各種委員会に積極的に参画し、グループ一体となったデジタル戦略の推進に貢献します。