~人と技術の調和で、
新しい土木を創造~
建設業界は、大きな転換期を迎えています。
生産性向上や働き方改革という時代の要請に応え、
新たな価値創造が求められる時代です。
長年培ってきた確かな技術と経験に、
最先端のデジタル技術を融合させることで、
お客様にとっての最良の価値を創出し、
土木の未来を切り拓きます。
グループの総合力とデジタルイノベーションの相乗効果で、
持続可能な社会の実現を目指した次世代のインフラづくりに挑戦します。
デジタルの力で、未来への架け橋を創造する。
この挑戦に、終わりはありません。
DX推進戦略
営業・生産・技術設計・管理の全プロセスをデジタル化し、業務効率を大幅に向上させます。具体的には、共通データ基盤の構築により部門横断的な情報連携を実現し、RPAやAIを活用して定型業務の自動化を推進します。また、BIM/CIMやICT建設機械、AI・ロボット技術などの最新技術を積極的に導入し、建設現場の生産性向上と働き方改革を同時に実現します。
経営判断に必要な情報をタイムリーに可視化し、意思決定プロセスを迅速化します。 各業務領域で収集・蓄積されるデータを「データウェアハウス」で一元管理し、BI (Business Intelligence)ツールによる分析・予測機能を活用することで、経営の質的向上を図ります。これにより、お客様のニーズに応じた最適な提案と、的確な経営判断を実現します。
全社員のデジタルリテラシー向上を目指して、個々の能力に応じた教育プログラムを提供し、DX専門人材の育成・確保を戦略的に進め、変革を推進する組織力を強化します。併せてステークホルダーの情報資産を確実に保護するため、デジタル環境の変化に対応した情報セキュリティ体制を整備します。
竹中工務店とのグループ連携として、デジタル基本サービス(ネットワーク、セキュリティ対策、クラウド基盤、標準アプリ・サービス)の活用・教育体系の共有・人材交流を行うことで、グループの総合力を最大限に引き出すとともに、効率的なデジタル化を推進します。
DX推進ロードマップ
ステージ1(~2025年):業務見直しとデータ活用基盤構築
・ 各部門でのデジタル技術導入による業務効率化とデータ収集・蓄積の仕組みの構築
ステージ2(~2027年):組織横断的デジタル基盤の確立
・ 共通データ基盤の本格稼働 ・部門間データ連携の実現
・ データ分析/活用の高度化
ステージ3(~2030年):事業の変革によるデータに基づく経営の実現
・ 全社的なデータ活用による意思決定の高度化
・新たなビジネスモデルの創出
・ デジタル技術による競争優位性の確立
・変化への迅速な対応
あらゆる変化とニーズに迅速に適応し、独自の魅力でキラリと光りつづける企業
を目指します。
DX推進組織
デジタル技術の活用とデータの利活用による業務変革を目指し、本社組織に「DX推進室」を2022年に設置しました。業務の効率化はもとより、多様化するビジネス環境に迅速に対応できる、変化に強い組織づくりを推進しています。DX推進室は、「あらゆる変化とニーズに適応し、独自の魅力でキラリと光りつづける企業」をコンセプトに、営業・生産・管理の各業務領域でデジタル技術を活用した業務変革を推進します。
DX推進体制
取締役社長を議長とするステアリングコミッティ(経営会議)にて「当社がDXにより2030年に目指す姿」を策定し、DX推進室を中心に本部と各本支店が一体となってデジタル化を推進しています。各本支店・各部門から選出されたキーパーソンで構成する課題ワーキンググループにて、デジタル化施策の企画検討と具体化を図り、各本支店との連携により全社に展開しています。
当社は竹中グループの一員として、最先端のデジタル基盤の構築に取り組んでいます。具体的には、グループ全体のデジタル変革を見据え、堅牢なサイバーセキュリティ対策と高度なネットワークインフラの整備を推進するとともに、データ駆動型の次世代プラットフォームの構築を図ります。さらに、竹中工務店が主催するデジタル関連の各種委員会に積極的に参画し、グループ一体となったデジタル戦略の推進に貢献します。