概要
掘削土再利用連壁工法は、RC連続壁の掘削手法とソイル柱列壁の山留め構成要素を組み合わせた大深度地下工事対応の山留め工法です。本工法は、掘削した現地発生土を主原料としてセメントミルクと混錬し、遮水性の高いソイルセメントとして山留め壁・地中壁に利用する工法で、発生土のリサイクルが可能です。なお、本工法は2000年12月に(財)先端建設技術センターにて、「掘削土再利用連壁工法」として、竹中土木・竹中工務店を含む12社連名で先端建設技術・技術審査証明を取得しました。竹中グループでは、本工法を「TSW」工法と称しています。
特長
- 環境にやさしい山留め壁構築工法です
廃液や掘削土の再利用によって、従来工法に比べ廃液や掘削土の排出量を飛躍的に低減できます。
- 高品質の遮水壁を構築します
均一なソイルセメント連続壁を精度よく施工するため、RC連続壁と同等の高い遮水性能を有しています。
- 合理的な断面性能の設計が可能です
必要な性能に応じて合理的な断面設計が可能で、RC連続壁と同等の高剛性を有することができます。
- 経済性に優れています
廃液や掘削土を構成要素として再利用しその排出量を減少させることがコスト低減に大きく寄与しています。
- 大深度地下工事に対応しています
大深度に実績のあるRC連続壁の掘削手法と、高い遮水性能、高剛性の山留め壁は、大深度地下工事に適した山留め工法です。
TSW工法の施工状況
TSW工法の施工手順
TSW工法の実施例