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TACSS工法

概要

TACSS工法は、従来の薬液とは根本から異なり、水分さえあれば化学反応を起こす一液性の薬液を用いた止水工法である。従って、TACSS工法は地中に普遍的に存在する間隙水をゲル化反応の相手成分とするため、地下水で希釈されたり、流出して不完全ゲル化を生じたり、地下水汚染を起こしたりすることのない止水工法です。

特長・利点

注入量に対して数倍の大きさの固化体が得られ、完全で迅速な止水が期待できる。また、TACSSは水分さえあれば、化学反応を起こす一液型の薬液でありゲルタイムも短いため、従来の二液混合型のように反応〜固結の経過の途中で地下水による希釈、流失等の影響を受けない。

主たる用途個所

  • 地下構造物、ボックスカルバートと地下室等の漏水止め
  • 埋設管の浸入水の止水
  • コンクリート構造物のクラック対策
  • 山留めからの漏水止め
  • 窓まわりの漏水部止水
  • 屋上の漏水部止水

写真・参考図

施工実績

  • 国鉄飯田線大千瀬川橋脚根固め工事(静岡)
  • 海底炭鉱軟弱地層帯安定化工事(長崎)
  • 三菱銀行麹町支店基礎受替工事(東京)
  • 南海難波駅改造基礎杭根固め工事(大阪)
  • 竜安寺石庭油土塀補修強化工事(京都)
  • 建物保存に伴う基礎地盤強化工事(京都)