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PC斜杭式桟橋工法

斜杭(PHC杭)とRC製のフラットスラブ(PCa板)を連結して
海上に人工地盤を構築する工法です。

背景

港湾・海洋構造物は厳しい環境にさらされるため安全性、品質に高い信頼性が要求されます。
特に阪神大震災後、高耐震性の必要性が叫ばれると同時に、より低コストや短工期のニーズが高まってきています。

概要

斜杭(PHC杭)とRC製のフラットスラブ(PCa板)を連結して、海上に人工地盤を構築する工法です。斜杭のみで構成され一定面積で一組毎に90度ずつ方向を変えた配置が特徴で、あらゆる方向からの地震力に抵抗できます。係船岸やコンテナターミナルや海上空港、海上都市などの建設に適用できます。

工法イメージ

特長

  • 斜杭は直杭に比較し、杭頭モーメント・水平変位が大幅に小さくなり、合理的で経済的な設計が出来ます。
  • 耐久性や維持管理のしやすい点で優れています。
  • PCa板を使用しているため、短工期であり経済性にも優れています。
  • 杭式構造なので流れをほとんど阻害せず周辺海域への影響がわずかです。

解析モデル図
解析モデル

杭頭水平変位グラフ
杭頭水平変位

杭頭モーメントグラフ
杭頭モーメント

軸力グラフ
軸力

適用例:横桟橋

断面図
(断面図)

平面図:1ブロック
(平面図:1ブロック)

施工手順

施工手順

施工写真


1.ガイドリーダーによる斜杭打設


2.斜杭打設(全景)



3.斜杭頭部連結


4.吊り冶具付きPCaを斜杭上部へ



5.吊り冶具を斜杭頭部へセット


6.PCa板と連結した斜杭頭部