耐震補強・補修に最適な充填材
背景
補修・補強工事に従来のコンクリートを使用した場合、次のような問題があります。
- オーバーハング部や逆打ち部では、打設後のブリーディングやコンクリートの沈降等による体積減少により空隙が生じ一体性が確保できません。そのため、セメントグラウト等の天端処理が必要ですが、これはコストと工程上の負担となるばかりか、部位によっては天端処理が不可能な場合もあります。
- 間隔の狭い部分では、流動性が低いために隅々まで充填できません。
概要
無収縮性と流動性・自己充填性を合わせもつ
無収縮超ワーカブルコンクリートは当社の高流動コンクリートの技術を利用し、高い流動性・自己充填性を確保し、同時に膨張材の利用で初期無収縮性を実現しました。オーバーバンク部や逆打ち部での既存く体との一体性や狭隘なコンクリート剥離部分への確実な充填を可能にした、耐震補強・補修に最適なコンクリート充填材です。
特長
- この方法による採取試料は乱れが非常に少ないため、従来のサンプリング法では評価が難しかった地盤定数を正確に把握することができる。
- 正確な地盤定数の把握により基礎の合理的な設計が可能。
被災柱の補修・補強実験で無収縮超ワーカブルコンクリートの効果を確認
- 打設直後から体積減少がありません。
- グラウト処理なしで既存く体との一体性を確保できます。
- 流動性・自己充填性が高く、締め固めなしで10cm程度の狭隘部分への充填が可能です。
- 膨張材はコンクリート中で溶解するパック詰めとしており現場で添加可能です。
- 普通コンクリート以上の強度を保有します。
高流動性
材料分離することなく 50〜70cm程度(部材により調整)の高いスランプフロー値を実現しました。
初期無収縮性
打設後6時間程度において約1〜1.5%の膨張率です。
被災柱の補修・補強実験で無収縮超ワーカブルコンクリートの効果を確認
補修・補強効果
無収縮超ワーカブルコンクリートの適用例

耐力壁の増設

開口部の閉塞補強

杭増設部の
フーチング補強