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高速水浄化システム

概要

高速水浄化システムは、汚れた水を綺麗な水に浄化するシステムです。高通水性の繊維ろ材を充填したろ過装置、ろ過装置へ濁水を送り込むろ過逆洗ポンプ、ろ材を空気で洗浄するブロワなどから成り、従来技術の数10倍〜100倍の処理能力をもち、数μmの微細な懸濁物質(SS)まで除去することが可能です。

高速ろ過装置 アクリル繊維ろ材 φ6mm×6mm

特長

  1. ろ過装置に通水する流速が速いため、砂ろ過装置の数10〜100倍の処理が可能です。
  2. ろ材を水流で圧密しSSを除去するため、10μm以上のSSをほぼ100%除去できます。
  3. ろ材はアクリル繊維で出来ているため、比重が軽く空気による洗浄が可能です。
  4. 砂ろ過装置に比べ処理能力が高いため、設置スペースを数1/10にできます。

処理前濁水の粒子径グラフ
処理前濁水の粒子径

処理水の粒子径グラフ
処理水の粒子径

ろ過逆洗フロー

  1. ろ過時間の経過と共に、ろ材にSSが蓄積されます。
  2. SSの蓄積を入口と出口の圧力差で管理します。
  3. 差圧が上昇すると、ろ材の洗浄を行います。
  4. 空気をろ過装置の下部より吹き込み、ろ材が捕捉したSSを剥ぎ取ります。
  5. ろ過装置下部より洗浄水(処理水)を流し、ろ過装置内の濁水を洗い流します。
  6. 上部より洗浄水を流しろ材を洗浄し、ろ過を再開します。

※この繰り返しにより、濁水を浄化し綺麗になった水を閉鎖系水域や海域に戻します。

ろ過逆洗フロー図
ろ過逆洗フロー

高速水浄化システムの適用例

高速水浄化システムは、神戸沖最終処分場内水処理システムの一部として採用されました。廃棄物が搬入されることにより上昇する処分場内の内水面を一定に保つため、内水を浄化し綺麗になった水を場外(海域)へ排出しています。


神戸沖最終処分場位置図


神戸沖最終処分場全景



高速水浄化システム設置状況