人と地球の架け橋に 竹中土木

技術・工法

コンクリート・構造物、地震対策、リニューアル、地盤改良

地盤改良複合杭工法

概要

杭基礎の上部を地盤改良と一体化することで耐震性能を高める工法であり、杭基礎のみの場合に比べて杭本数や杭径を低減することができるため、10%以上のコスト削減が可能となります。また、地盤改良に噴射撹拌工法などを用いることで杭基礎構造物の耐震補強としても有効です。
近年、地中構造物は極めて希に生じる大地震に対しても十分な耐力、変形性能を有するように設計することが要求されています。一方、社会資本整備に関しては、コストおよび建設事業にともなう環境負荷の低減が一層強く要求されてきています。本基礎形式のように杭基礎と組合わせることにより、建設費の低減に寄与します。

地盤改良複合杭工法

特徴

  • 耐震性の向上
    水平支持力が大きく、耐震性能に優れています。
載荷試験による水平支持力確認

杭のみの2倍の
水平支持力を確認

載荷試験による水平支持力確認

載荷試験による水平支持力確認

水平支持力機能の比較

改良地盤の周面抵抗、前面抵抗で水平支持力が向上

コスト低減

  • 環境負荷の低減
    産業廃棄物土量が少なく、環境への負荷を低減することが可能です。
  • コスト低減
    従来工法に比較して、下記の表に示す通り経済性に優れています。
  場所打ち杭(ベノト杭) 地盤改良複合杭(DCM+ベノト杭)
地盤概要
地盤概要
場所打ち杭(ベノト杭) 地盤概要 場地盤改良複合杭(DCM+ベノト杭) 地盤概要
杭本数 9本 6本
杭総延長 198m 132m
地盤改良 0 354m³
コスト比率 100% 85%

応用例

応用例

活用の効果

本基礎形式の検討にあたり、日本道路公団三郷試験工事において地盤改良複合杭の載荷試験を実施し、基礎として水平・鉛直方向共に優れていることを確認しております。本基礎形式が構造物の安全性の確保とコストの縮減および環境負荷の低減に大きく寄与するものと考えております。