
コンクリート基盤と緑化の一石二鳥
緑化コンクリートは、コンクリート上に直接植栽が可能なコンクリートのことであり、コンクリート構造物に緑を取り入れる技術の一つとして開発したものです。緑化コンクリートは建築物や土木構造物の斜面、あるいは河川の親水護岸などの緑化に適用でき、壁面や造成法面を直接緑化できます。また、雨水や流水で侵食されにくい植栽基盤を作ることができます。




●信濃川稗生護岸
長野県(1994)
設計:国土交通省
実績:建設省北陸建設局での試験施工
緑化コンクリート
他工法
●国府川才ヶ崎護岸
鳥取県(1997)
設計:国土交通省
−増水期における侵食状況の比較−
左の図は、施工後1ヶ月目に集中豪雨があり、施工部の半分の高さまで河川が増水した時の状況です(増水中の流速は2.5〜3m/秒でした)。
他工法(コンクリートブロック上に客土を行って植栽)では一部客土と植物の流失が認められたが(左下図)、緑化コンクリート施工部では表層基盤や植物の流失は見られませんでした(左上図)。