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超ワーカブルコンクリート

流動性に優れ,緻密で高品質なコンクリート

概要

超ワーカブルコンクリートは、結合材として従来のセメントに加えて高炉スラグ、フライアッシュといった微粉末材料を使用し、粉体量を増加させることによってセメントペーストの粘性を確保し、その一方で高性能減水材を添加してコンクリートの流動性を高めたものです。これによって材料分離抵抗性と流動性という相反する性質を両立させることに成功し、バイブレータを使用せず流し込むだけで型枠の隅々まで密実なコンクリートを充填させることが出来るようになりました。施工に伴う強度・耐久性・仕上がりなど品質のバラツキ・低下を少なくし、しかも材料が持つ高い性能によって、構造物全体の品質を高い次元で確保できます。現状ではCFT構造建物の鋼管圧入用コンクリートとして、広く普及しているとともに耐震補強・改修工事で使用されはじめています。

特長

  1. 高階高建物や複雑な断面形状の建物および打放し建物など、施工欠陥の発生を特に防ぎたい建物への適用に効果を発揮します。
  2. スランプフローが 60〜70cm と流動性に優れたコンクリートでありながら、高強度かつ高耐久性を実現します。
  3. バイブレータを使用しないため省人化を大幅に進めることができ、従来のコンクリート工事の3Kイメージを改善できる次世代のコンクリートとも位置付けられます。
写真:スランプフロー試験、ポンプ圧送

超ワーカブルコンクリートの性質

充填性 極めて高い充填性
圧縮強度 標準養生4週で約700kgf/cm2
中性化 普通コンクリートの約半分
乾燥収縮 普通コンクリートの約7割程度
凍結融解 凍害による劣化なし

ワーカブルコンクリートの実施例

●藤沢薬品工業安全性研究所
大阪府(1992)
設計:竹中工務店
延床:1,322m2
規模:地上7階


●福岡ドーム
福岡県(1993)
設計:竹中工務店,前田建設工業
延床:176,000m2
規模:地上7階