近年、都市部の交通渋滞を緩和し活性化を図るため、交差点や踏切の立体化が進められています。しかし、交通量の多い既設道路上での工事になることや施工ヤードの制約条件が厳しいことから、工期の長期化及び、更なる交通渋滞が発生しています。また、工事が長期にわたることにより、周辺住民への生活環境への多大な影響を及ぼしているのが現状です。
これらの課題を解決すべく当社は、川崎重工業(株)と共同で、それぞれの得意分野のノウハウを生かし、立体交差急速施工法の開発に取り組んでおります。
図1:立体交差
ジェットクロス工法とは、立体交差を短工期で構築する工法で、上部工(橋桁)、下部工(橋脚・基礎)、アプローチ部で構成されるオーバーパスの立体交差を対象としています。(図1)

図2:構真柱
場所打ち杭体に構真柱(図2)を建て込んで上部(橋桁)荷重を支持地盤に伝えることで、下部工の完成を待たずに上部工着手を可能としています。下部工も併行施工しますので、大幅な工期短縮が図れます。 また、構真柱をSRC構造の鉄骨として利用することで下部工の剛性を向上しスレンダーでフーチングを縮小あるいは
フーチングレス構造を可能にします。
実績のある従来の送出し架設工法を改良し、交差点部架設の簡略化を図っています。条件により、「手延べ式」と「キャスター付ベント式」を選択します。
図3:手延べ式送出し架設
図4:キャスター付ベント架設
図5:アプローチ部施工
中空で長尺のプレキャストブロックを千鳥状に積み上げ、施工速度の向上と軽量化を実現します。