
昔から地図に残る大きな仕事に携わりたいという気持ちがあり、大学では土木工学を選びました。専攻は橋梁工学でしたが、ダムやトンネルなどの他の工種にも関わりたいという強い思いがあり、土木専業である当社を志望しました。

現在は、工事部技術グループに所属しています。業務内容は主に工事を進めるうえで発生する様々な技術的問題の解決になります。現在手がけている業務として、重要構造物の近接検討、都市土木工事における複雑な施工手順及び仮設計画の検討、断層破砕帯における切土法面の安定検討が挙げられます。作業所ごとに様々な問題がありますが、作業所と連携を取り合いながら、問題解決に向けて日夜励んでいます。

大阪市内の某ターミナルビル整備事業におけるバスターミナルの移設および既存歩道橋の延伸工事において、実施設計および関係官庁・関連事業者・地元との協議申請業務を手がけました。協議先が非常に多く、またそれぞれの利害関係が衝突し、調整に非常に苦労しましたが、何とか竣工まで至ることができました。自分で設計した構造物が形になり、また地図にその形状が反映されるのを見るのは、非常に感慨深いものがあります。

設計業務を担当していた時のことですが、歩道橋上に設置する照明柱の位置を変更したにも関わらず図面に反映させていなかったため、設置時に取合わなくなり、多少不自然な位置に設置せざるをえなくなったことです。この失敗以降、どんな細かい変更項目についてもリストアップを行い、また図面作成後はその項目についてチェックを忘れないようになりました。

工事を行ううえでの大まかな流れが理解できるようになったことです。特に当社設計・施工の工事においては、初期計画から竣工まで一貫して携わることで、工事の流れを理解するとともに、一つの工事にどれだけ多くの人間が関わっているのかを実感することができました。

現在、技術グループの一員として様々な業務に携わっていますが、主に内勤の技術・設計部門で業務に従事していたので作業所経験が少なく、施工管理及び積算能力の不足を痛感しています。これから様々な部署を経験して不足している能力を身につけたうえで、将来的には技術・設計業務の第一人者を目指して頑張って行きたいと思います。

橋やトンネル等の土木構造物というのは決して一人で完成させることはできません。多種多様な職種・工種の人達が力を合わせてはじめて完成するものです。業務に携わる人達の「和」を大切に、頑張って下さい。