
1995年の阪神淡路大震災を目の当たりにし、土木構造物の重要性を再認識しました。高校、大学で学ぶ課程で、さらに興味を持ち、取り組みたいという思いから建設業(土木)を志望しました。

私は現在富山県の北陸新幹線富山市水橋下砂子坂高架橋作業所に勤務しています。私は主に、測量による構造物の位置出しや施工した構造物の点検、鉄筋の配筋検査、型枠検査、コンクリート打設時の品質管理試験の確認、工事の各段階の施工写真の撮影、及び工程管理を行っています。

日々の作業の中で自分の意見を相手に伝え、かつ作業がイメージ通りにスムーズに進んだときに仕事の魅力、やりがいを感じます。現在工事の進捗率は約50%(2009年11月現在)ですが、徐々に形になっていく構造物を見ることも大きな仕事の魅力、やりがいだと思います。施工に伴い、協力会社と話し合うことが数多くあります。時には反発されること、失敗することもあります。そのことを踏まえ次の機会に生かせると、苦労してきたことが報われ、やりがいを感じます。

作業場所が限られたなかで仕事を行うことが多いため、作業ヤード、資材ヤードを事前に決めておくことが、非常に重要になります。目先の作業に気を取られて作業所内が整理整頓されていない状況となったことがありました。当たり前のことなのですが目先の作業だけでなく、2週間先、1ヶ月先、3ヶ月先、さらには最終的な作業工程を見据えるように心がけるようになりました。

入社時と現在で成長したと思うところは物事を多方面から見るようになったことです。物事を客観的に見ることも必要なときもあり、また突発的な出来事で瞬時に決断をしなければいけないときなど、作業所は多種多様な決断をしなければなりません。物事を決断することは非常に難しいですが、どんなことが起きても対応できるように、経験工学といわれる土木の世界で日々成長しようと強く思っています。

日々自分の未熟さを感じながら、作業所での成功への失敗を積み重ねて、作業所職員一丸となって仕事を進めていくなかで、仕事の奥行き、仕組みが垣間見られ、少しずつ楽しさを覚えてきたと感じています。仕事と楽しさがしっかり結ばれ、社会に貢献し、人々に喜ばれる仕事ができれば幸せだと思っています。

土木の世界は魅力に溢れています。勇気を出して飛び込んでみて下さい。