
大学院で環境について学び、これからも環境に関わる仕事をしていきたいと考えていましたが、就職活動の時期を迎えた頃、当時の環境担当部長がリクルーターとして来校し、お話を伺ったのがきっかけで、当社に興味を持ちました。その頃当社は環境に力を入れつつある状況であることを知り、勉強していたことをそのまま業務に活かせると思ったので、入社を決意しました。

土地を活用していくなかで、土壌汚染の有無を確認する調査は不可欠な時代となっています。私は、竹中工務店と共同で土壌が有害物質で汚染されていないかを調べる土壌環境調査や、汚染土壌への対策を提案しています。

土壌汚染は、そのままにしていてもなかなか浄化されません。土壌汚染は、土地を持つ発注者にとって厄介なことですが、それを少しでも早く解決することでお客様に喜んでいただき、環境をキレイにしていけることを実感できるのがこの仕事の魅力です。

入社1年目、作業所の施工担当として仕事をしていた時、覆工板(開削工事等、開削部を板で交通等に支障がないようにする板材)の設置・撤去の状況を見ていた時、急にクレーンで吊り下げていたロープがずれ、覆工板が自分の足の上に乗りました。重さは数百キログラム、周りの職人さんたちは一瞬凍りつきましたが、幸い足先に鉄板の入った安全靴を履いていたことと、少しかすっただけだったことから、ケガには至りませんでした。
まだ不慣れな時期の出来事でしたが、作業所では最低限自分の安全は自分で守らなければならないことを痛感し、今も肝に銘じています。

入社時と現在で、それほど大きく変わっていないと自分では思っていますが、あえて言うのであれば、自分の意見をしっかりと主張できるようになってきたことです。入社当時は、自分がこれまで勉強してきたことが全く通用せず、周囲の人に教えてもらいながら、恐る恐る仕事をしていました。最近は、現在の業務での知識と経験が多少増えたこと、意見を述べさせてもらえる環境にあることで、今の自分があるのだと思います。これからも奢ることなく、初心を忘れず仕事をしていきたいと思っています。

一つの視点からでなく、多くの視点で物事を見ることができるようになることが、これからの目標です。そのためには、業務上の様々な知識や経験が必要ですし、私生活においても充実した時間を過ごすことが必要だと思います。様々な体験により、時代の流れや人の気持ちの微妙な動きをキャッチでき、それがこれからの仕事につながっていくのだと考えています。特に私が携わる環境分野は、日々形を変えながら動き続ける分野です。当社の環境分野を担う一員として、これからも鋭意努力していきます。

就職活動をするなかで、自分は何をしたいのか、どんな仕事が向いているのか、分からなくなってしまうこともあると思います。その時には、自分の10年後を考えてみることをお勧めします。自分が30代になった時、どのような生活をしていたいかを考えれば、自ずとターゲットは絞られてきます。たくさんの先輩と会い、話をすることでそれを思い描くことができるのではないでしょうか。一生の仕事に出会えることを願っています。